Wham!
SONG | YEAR | RANK | |
I'm Your Man | 1986 | 63 | |
Careless Whisper | 1985 | 1 | |
Wake Me Up Before You Go Go | 1985 | 3 | |
Everything She Wants | 1985 | 25 | |
Freedom | 1985 | 76 |
About Wham!
ワム!(Wham!)は、イギリスの二人組ミュージシャン。1980年代前半から中盤にかけ大ヒット曲を連発し、世界的な人気を誇った。
1981年、学生バンド仲間だったジョージ・マイケルとアンドリュー・リッジリーの二人組デュオとして活動を開始。
音楽面をジョージが、ステージやビジュアル面をアンドリューがそれぞれ受け持った。
1982年にシングル『Wham Rap! (Enjoy what you do?) 』で彼らの友人が運営していたインナーヴィジョン・レコーズよりCBSレコード経由でのインディーズ扱いでデビュー、『Young Guns (Go for it!) 』で人気に火が付いた。
ポップで快活な曲調と二人のルックスの良さも相まって話題となり、BBCの人気番組『トップ・オブ・ザ・ポップス』に出演。一躍アイドル的人気を得た。
翌年にファースト・アルバム『ファンタスティック』を発表。
イギリスでは史上4組目となる、デビューアルバムの初登場1位獲得を達成。『バッド・ボーイズ』などのヒット曲を放ち、イギリスでは瞬く間にトップスターとなる。
同時期にアメリカでもデビュー。
ビルボード誌にチャートインこそしたが、大ヒットにはならなかった。
年末にプロモーションで初来日し、『レッツゴーヤング』等の歌番組などにも出演した。
しかしその後、所属していたインナーヴィジョン・レコーズが、12インチシングル『CLUB FANTASITIC MEGAMIX』(アルバム収録曲をメガミックスした楽曲を収録、日本未発売)を本人達の承諾を得ずに勝手に楽曲を編集、レコードを発売した為、この行為にジョージが激怒し「この12インチシングルを、絶対に購入しないように」とファンに呼びかけた。
1984年、所属レーベルをエピックに移籍し、アルバム『メイク・イット・ビッグ』を発表。
このアルバムからは『ケアレス・ウィスパー』をはじめ数々の大ヒット曲が生まれ、英米のみならず世界中で爆発的な人気を博した。
日本でもマクセルのカセットテープのテレビCMに2人で出演し(CMソングには『バッド・ボーイズ』と『フリーダム』が使われた。但し、歌詞が両方ともオリジナルとは全く異なる)、人気が上昇して1985年1月には来日公演も行われた。
また、新御三家の西城秀樹と郷ひろみが、共にリアルタイムでワム!の曲『ケアレス・ウィスパー』をカバーしている(西城は『抱きしめてジルバ』の題で曲をリリース)。
同年に発表されたシングル『ラスト・クリスマス』は、現在もなおクリスマスソングの定番曲として親しまれている。
1985年には、英米のポップ・アーティストとしては初めて大々的な中華人民共和国での公演を行った。
その人気が絶頂を極める中、1986年にワム!は解散を発表。
解散の理由としては、日本版ベストアルバムのライナーノーツなどには「ユニットとしてやることはやりつくしたから」というようなことが理由として挙げられていたが、実際は所属レーベルの親会社であるソニーが、当時アパルトヘイトを実施していた南アフリカ共和国と貿易を続けていることに抗議してのことだという。
同時期にジョージがソロ活動を本格的に開始したことも理由の一つだった。
1986年6月28日、ウェンブリー・スタジアムにて解散コンサート行う。
以後、お互いにソロ活動を開始する。
1991年に、ブラジルで行われたイベント『ロック・イン・リオII』にて、ジョージの公演が行われた際、アンドリューがゲスト出演、一度だけ(実際には解散後にジョージが出演したエイズ撲滅コンサート『Live Stand by Me』にて、アンドリューと一緒に『Everything She Wants』を演奏している)再結成され、二人がステージ上にてパフォーマンスを行った。
2006年12月、久しぶりに行ったジョージのソロ公演においてアンドリューがゲストとして参加。
再結成という話が上がる。
結局この話は流れたが、現在も2人の間での交流は続いている。
メンバー
ジョージ・マイケル(ボーカル)
アンドリュー・リッジリー(ギター)
- 活動期間 1981年 - 1986年
- レーベル Innervision Records(UK 1982-1983)、Epic Records(UK 1984-1986)、Columbia Records(US 1983-1986)
ウィキペディアより抜粋