Bobby Vee
SONG | YEAR | RANK | |
Come Back When You Grow Up | 1967 | 15 | |
The Night Has a Thousand Eyes | 1963 | 78 | |
Take Good Care of My Baby | 1961 | 12 | |
Rubber Ball | 1961 | 89 | |
Devil or Angel | 1960 | 59 |
About Bobby Vee
ボビー・ヴィー(Bobby Vee)として広く知られた、ロバート・トマス・ヴェリーン(Robert Thomas Velline、1943年4月30日 - )は、アメリカ合衆国のポップ・ミュージック歌手。
『ビルボード』誌によれば、ヴィーはBillboard Hot 100のチャートに38曲のヒット曲を送り込み、うち10曲はトップ20に達した。
ロバート・トマス・ヴェリーンは、ノースダコタ州ファーゴで、父シドニー・ロナルド・ヴェリーン(Sydney Ronald Velline)と、母サイマ・セシリア・タパニラ(Saima Cecilia Tapanila)の間に生まれた。母親はフィンランド出身であった。
ヴィーは、1959年に、ミネアポリスにあったソマ・レコード(Soma Records)から、バディ・ホリーの「Peggy Sue」に応答した自作曲「Suzie Baby」を、最初のシングル盤として発売した。
この曲は、それなりに注目され、チャートにおける動きもあったため、リバティ・レコード(Liberty Records)が原盤権を買い上げ、同年のうちにヴィーはリバティとの契約を結んだ。
続いて出されたシングル盤は、イギリスでチャートの首位になったアダム・フェイス(Adam Faith)の「What Do You Want?」のカバーで、デビュー盤ほどのヒットにはならなかったが、1960年はじめにビルボードのチャートにも登場した。
ヴィーに米国内で大きな成功をもたらしたのは、クローバーズ(The Clovers)のドゥーワップ・バラード「Devil or Angel」をカバーした4枚目であった。
これに続いたシングル盤「Rubber Ball」によって、ヴィーは国際的なスターの座に上り詰めた。
1961年夏にヴィーがリリースした「サヨナラ・ベイビー (Take Good Care of My Baby)」は、ビルボードで首位となり、英国のシングル・チャートでも3位まで上昇した。
ヴィーはもっぱら、いわゆるブリル・ビルディング(Brill Building)系のポップ曲の歌手として知られ、1960年代には、「Devil or Angel」(1960年:U.S. #6)、「Rubber Ball」(1961年:U.S. #6)、「More Than I Can Say」(1961年:U.K. #4)、「Run To Him」(1961年:U.S. #2)、「燃ゆる瞳 (The Night Has a Thousand Eyes)」(1963年:U.S. #3)、「素敵なカム・バック (Come Back When You Grow Up)」(1967年:U.S. #3)など一連のヒット曲を吹込んだ。
1967年の「素敵なカム・バック」の録音は、「ザ・ストレンジャーズ (The Strangers)」というバンドと一緒に行なっている。
この間、1962年5月には、当時の東芝音楽工業のイベントで、来日も果たしている。
ヴィーは音楽ビデオの分野でもパイオニアであり、何本もの音楽映画に出演したほか、初期の映像つき音楽のジュークボック「Scopitone」シリーズの映像にも登場した。
ヴィーは、1999年にノースダコタ州のRoughrider Awardを受賞した。
映画『No Direction Home』の中で、ボブ・ディランとの短期間の音楽上の関わりについて言及されており、ヴィーが地方的なヒットを出した後に「ボビー・ヴィー」と名乗るよう助言したのはディランだったとされている。
2008年5月12日にイギリスでEMIからリリースされた『The Very Best of Bobby Vee』は、アルバム・チャートのトップ5入りを果たした。
2011年1月17日にイギリスでEMIからリリースされたCD2枚組の『Rarities』は、61曲入りで、未発表音源を多数含み、既発表曲も別テイクや、初ステレオ化、ライブ盤『Bobby Vee Live On Tour』から効果としてミックスされていた観客の声などを除去したリミックスなどが収録された。
2011年3月28日、ボビー・ヴィーは、235人目の受賞者としてロカビリーの殿堂(Rockabilly Hall of Fame)入りを果たした。
公式サイト www.bobbyvee.net
ウィキペディアより抜粋